AMラジオ受信テクニック

AM(振幅変調)
AMとは Amplitude Moduration の略で振幅変調と訳されます。
音声信号に合わせて電波の振幅を変化させることで音声が電波にのります。
音声信号を電波にのせる方法としては、基本的で簡単な方法です。

周波数の成分は、中心に搬送波、その両側対称に音声信号(側帯波:SB)があります。
搬送波:音声信号をのせる元の電波のこと。ラジオ放送局の周波数というのは搬送波の周波数です。
利点は、信号を作るのが簡単、復調がしやすい。欠点は、雑音を拾いやすい、混信しやすい。

AMの周波数分布(スペクトル)の概念
中心に搬送波(carrier)があり、両側に対称的に音声信号である側帯波(LSB,USB)が存在しています。
側帯波が隣の放送局の側帯波と重なると混信が生じる。
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ついでにFMも。
FM(周波数変調)
FMとは Frequency Moduration の略で周波数変調と訳されます。
音声信号に合わせて電波の周波数を変化させることで音声が電波にのります。
利点としては、雑音に強い、混信しにくい。欠点は、帯域が広くなってしまうので高い周波数でしか使えない。
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AMステレオの原理。

AMでのステレオ放送が満たさなければならない条件は2つです。

1.中波でのAMは帯域が狭いので,その範囲で信号を送れるものであること。隣の放送局との間隔は9kHzしかない。
帯域幅は±7.5kHzと決められている。

2.従来のラジオではモノラルとして問題なく聞こえること。


AMステレオには5つの方法がありますが、代表的な2つを紹介。

位相多重方式(モトローラ方式)
日本のAMステレオもモトローラ方式です。従来のAM方式に位相変調を組み合わせることでステレオを実現しています。

周波数多重方式(カーン方式)
アメリカなどで使われている。
通常のAM信号には左右対称の側帯波がありますが、それを左右非対称にすることで右と左の信号を乗せる方法です。
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雑音源への対処

雑音源を見つけるけるために、ラジオを持って歩き回りましょう。
雑音となりそうなものにラジオを近づけて確かめます。
雑音源が見つかったら、それにあわせて対処を考えます。

テレビやパソコンなどが原因
ラジオを聞くときは電源を切る。電源を切るのが難しい場合には、出来るだけラジオを離しましょう。
普通は距離の2乗に反比例して雑音が小さくなるはずですから、離すだけで効果があるはずです。

ラジオやコンポなど受信機自身が原因
特に、情報の表示部(時計や何曲目かを表示する部分)や、中の発振器などが雑音源になることもあるのです。
この場合は電源を切るわけにもいかず離すことも出来ませんが、その雑音が出ている部分をアルミホイルで覆う。
外部アンテナが使えるのなら外部アンテナを繋いで本体からアンテナを離すことで対応できます。

基本は雑音源からラジオを遠ざけることです.

その他に、雑音が電源からやってくる場合です。電池で聞けるのなら電池にしてみましょう。
これで雑音が減る場合は明らかに電源に原因があります.
この場合、電源にフィルターをして高周波をカットしましょう。電気屋などで問い合わせてみてください。
パソコンのディスプレイのケーブルなどにも使われていることが多い。
あるいは電源を電池にしてしまいましょう。
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同一周波数の放送局との混信
これは厄介です。しかし、全く方法がないわけではありません。

1.アンテナの向きを変えて混信局を感度最小になるようにする。
2.単一指向性のアンテナを用いる。
アンテナの向きを変えるというのが基本です。混信している2つの放送局が自分に対して直角の関係にあるならば、
この方法で効果があります。しかし、放送局が同一直線上にある場合は難しくなります。

単一指向性のアンテナならば同一直線上でも混信を押さえることができるでしょう。
しかし、中波帯での単一指向性を持ったアンテナは大きくなります。
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隣接する放送局との混信

隣の放送局が音楽をかけると混信はひどくなります。
理由は、音楽というのは人間の声などに比べると含まれている音が圧倒的に多いことが原因です。
音楽というのは低音から高音にかけて音の周波数が広がっているのです。
このような状態で、AMの信号を作ると側帯波が広がり、隣の放送局の側帯波と重なってしまいます。
これが、音楽がかかると混信がひどくなる理由です。

対策しては、アンテナの向きを変えて混信局を感度最小になるようにする。
アンテナには指向性がありますから,それを利用して混信局が入りにくくなるようにします。
アンテナの感度最小を混信局のある方に向けると効果があります
周波数が同じときにも効果があります。

周波数をわざとずらして隣の混信局を避ける。
これも結構効果があります。ダイアル式のラジオか周波数ステップの小さなラジオが必要

同期検波機能の付いたラジオを使う。
混信には圧倒的に効果があります。
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電波と地形の関係

陸地よりも海の方が電波は伝わりやすい。
田舎は、都市雑音の影響を受けにくい。
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電波の到達距離
電波の波長(周波数)と送信出力によって決まります。波長の長いほうが地球の丸みに沿って遠くまで伝わり(回折という性質)、
送信出力が大きいときも遠くまで伝わります。AM KOBE(558kHz)は出力20kW、比較的日本全国で受信しやすいはずです。
これは、周波数が558kHzと低いことが理由だと思われます。指向性があるので、関西から西の地域は受信しにくいかも。

中波では出力が5kWだと50km程度。出力が100kWあると200-300km程度になります。
ただ、中波では昼と夜で伝わり方が変わるので、必ずしもその様になるとは限りません。
しかし、出力が大きい方が有利であることは当然です。

日本の放送局は周辺国に比べて出力が小さいので,夜になるとどうしても混信します。
周辺国の放送局は出力が100-1500kW。日本では東京のNHK第二放送一番大きく500kWです。
特に、韓国や北朝鮮と向かい合っている日本海側では深刻!北日本放送(738kHz)では朝鮮中央放送の混信を受けるので
FMで放送を行っている地域があるほどです。
韓国や北朝鮮、中国などの放送局には、取り決められているよりも大きな出力で放送をしているものがあるようです。
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雑音を抑える
ラジオを聞くときに雑音は非常に邪魔にです。
雑音の発生源は、テレビ,蛍光燈,コンピューター,高圧線,雷,静電気などがあります。
自然現象の場合はあきらめるしかありません。ラジオを聞くときにはなるべく他の電気製品を使わないようにしましょう。
できないときは、ラジオをできるだけ遠ざけましょう。電気製品でも内部で高周波を発生させないものは大丈夫です。
コンセントから電源を取ってる場合は、コンセントに差すプラグの向きを反対にしてみましょう。
片方がアースになっているので雑音が軽減されることがあります。
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ラジオの感度を上げる
感度アップには、電話機のコードにラジオを近づける。これだけで感度が上がるります。
同様にコンセントに近づけても感度が上がります。しかし、同時に雑音も大きくなる可能性が高いので注意が必要です。
大都市圏では雑音がひどくなる確率が高いと思います。
ラジオの置き場所に注意しましょう。トイレやお風呂などで感度がよいこともあります。
ラジオを持っていろいろ場所を変えるのも効果があります。
建物が鉄筋で出来ている場合は、窓際にラジオを持っていくと、受信状態は改善されるでしょう。
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